富山霊園にてお墓じまい、経北墓苑永代供養納骨堂への改葬

富山市を中心にお仕事をさせていただいております、金山石材店の金山です。富山霊園にて、経北墓苑永代供養納骨堂への改葬に伴ったお墓じまいをご相談をいただきましたので、ご紹介いたします。

富山霊園でのお墓じまい・経北墓苑への改葬

 

ホームページをご覧になった県外の方から、富山霊園でのお墓じまいをご相談いただきました。早速お墓を確認しに向かいました。

 

ご相談いただいたお墓です。当社で建立させていただいたお墓ではありませんが、富山霊園で当時たくさん建てられたタイプのお墓です。お客様は、県外にお住まいで墓守を続けていくことが難しくなってきたので、お墓じまいをしてご遺骨は富山県内で永代供養をしたいとお考えでした。

 

昭和62年建立で、建立から37年経っています。

 

お墓の周りは玄昌石で仕上げられいます。富山霊園では3,40年前に、玄昌石の土間仕上げのお墓がたくさん建てられました。玄昌石は石の性質からもはがれやすい傾向にあり、接着に使うモルタルの量が少なかったり、目地が薄かったりといった原因からも経年でこのようにはがれてしまっているお墓も多いです。お客様のお墓もかなり劣化が進んで、はがれてしまっているものもあります。

お墓を確認してお見積りを作成し、富山県内での永代供養についてもご案内すると、弊社にお墓じまいのお手伝いをご依頼いただけることになりました。富山市内にある公営の納骨堂も候補にあったのですが、富山市にお住まいの方でないと申し込みできないため、今回は民間の霊園の永代供養墓へ改葬されることになりました。

 

閉眼供養の当日です。当日は富山までお越しになったお客様をお迎えに上がり、私もご供養に参列させていただきました。まずはお経を上げていただいて、ご先祖様にお墓じまいのご報告をします。

 

納骨室内には、仏様が彫ってありました。富山霊園で長い間たくさんのお仕事をさせていただいていますが、霊園でこうしたお墓は初めて拝見しました! 棚石の上に安置されていたお骨壺は、改葬先まで移動します。

 

今回改葬先となった、富山市石田にある経北墓苑です。霊園内にある永代供養納骨堂への納骨までお手伝いさせていただきました。お客様を駅までお送りしてお帰りになったあと、後日お墓の解体工事を行います。

経北墓苑についてはこちらをご覧下さい>>経北墓苑(きょうほくぼえん)/一般墓・永代供養納骨堂・永代供養付き集合墓碑

 

工事の様子です。お墓本体を取り外したら、土間部分も解体していきます。周りのお墓に石やコンクリート殻が飛ばないよう、養生をしてから進めます。

 

基礎コンクリートなどもすべて解体して取り除いて、更地に戻していきます。残っている石などもきれいに取り除いていきます。

 

くぼんだところに真砂土を入れて更地にし、きれいな山砂を入れて表面をならしたら作業完了です。

 

工事完了後、お客様にはメールでお墓じまい工事完了のご連絡を差し上げて、返還手続きも弊社で代行のお手伝いをさせていただきました。お客様からは、「丁寧に誠実に対応してくださり、助かりました。ありがとうございました」とありがたいお言葉をいただくことができました。今回のお墓じまいでお客様のお悩みを解決することができ、安心していただけて本当に良かったです。このたびは、弊社にお墓じまいのご相談をいただきましてありがとうございました。